インフルエンザの登園基準とインフルエンザのお薬について
新年あけましておめでとうございます。
1月に入って急に寒さが激しくなり、休み明けは体調を崩してるお子さんが多くなっています。宮崎市はインフルエンザの感染者がどんどん増えています。あゆみキッズでも、年末から利用者が急増しています。インフルエンザ以外にも、アデノウイルス感染症の利用者も増えています。
今回は、インフルエンザの薬と登園基準についてお知らせします。
~インフルエンザのお薬について〜
(タミフル)
・1日2回5日間服用
・熱が下がっても5日間飲みきる必要がある。
・A,B型に効果があり、発症して48時間以内の服用でウイルスの増殖を防ぐ作用がある。
・10〜20歳は使用禁止になっているが、保護者の監視下であれば内服可能。
・原則として1歳未満のタミフルの使用は禁止となっている。
(ゾフルーザ)
・錠剤で、1回のみ服用すれば良い。
・A,B型に効果があり、体重10kg以上の子供から内服できる。
・ただ、ゾフルーザに対して耐性のあるインフルエンザウイルスが出てきており、効果が出ない場合がある。
(リレンザ)
・1日2回5日間吸入が必要。
・吸入薬を吸入し、粉薬を直接気道に届け増殖を抑える。
・48時間以内に吸入が必要。
・5歳以上で上手に吸入できる人が対象。
(イナビル)
・1回のみ吸入。
・A,B型に効果があり、リレンザと同様の吸入薬。
・ただし、しっかりと吸入することが必要。
(ラピアクタ)
・点滴薬で1日1回、15分くらいかけてする。
・内服や吸入が困難な場合に医師の判断で使用となる。
※タミフルやリレンザは解熱しても5日間服用、吸入する必要があります。タミフルやリレンザは、ウイルスの増殖を抑える薬なので、途中でやめるとそこから再びウイルスの増殖が始まり、熱も再び上がり始めてしまいます。必ず、5日間服用・吸入をしてください。
〜インフルエンザ登園基準について〜
・下記のPDFを参照してください。
・幼児は解熱後3日経過、小学生以上は解熱後2日経過となります。インフルエンザ登園基準表PDF